ハリル監督、NZに苦戦も攻撃陣を評価「素晴らしいアクションとコレクティブな動き」

「簡単ではなかった」と苦戦を認めるも、投入した選手たちを中心にゲームコントロール

 日本代表は6日に国際親善試合を行い、FW大迫勇也(ケルン)のPKゴールとMF倉田秋(ガンバ大阪)の代表初ゴールにより、2-1でニュージーランドを下した。バヒド・ハリルホジッチ監督は「簡単なゲームではなかった」と苦戦を認めた上で、「素晴らしいアクションとコレクティブな動き」と攻撃陣の働きを評価した。

 日本は0-0で折り返した後半5分、MF山口蛍(セレッソ大阪)のシュートが相手DFの手に当たってPKを獲得。これを大迫が確実にゴール右隅へ決めて先制する。FWクリス・ウッド(バーンリー)のゴールで一度は追いつかれるも、同42分にはDF酒井宏樹(マルセイユ)の折り返しを倉田がダイビングヘッドで決勝ゴールを突き刺して勝ち切った。

 指揮官は試合後、「勝ちましたけど簡単ではなかった。ニュージーランドも素晴らしい守備をしてくれた。ロングボールで空中戦を挑んできた。1点目を取ったんですけども、ただ我々はゲームコントロールが上手くいきませんでした。その時に失点しました」と高さと強さを誇る相手に苦戦したことを認めている。

 しかし、MF乾貴士(エイバル)やMF小林祐希(ヘーレンフェーン)らを投入した終盤はボールを保持して猛攻を展開。そして、倉田の決勝点が生まれた。ハリルホジッチ監督は、「その後ゲームコントロールが始まって、我々の方から仕掛けていきました。オフェンスの素晴らしいアクションとコレクティブな動きで2点目が取れました」と攻撃陣に一定の評価を与えた。

 勝利した日本は、10日にハイチと対戦する。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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