ハリル新監督、就任会見(中)「スターの能力を持っていてもチームのために」

「1番の問題は、トライせずに負けること。最悪なことだ」

 日本代表の新監督に就任したバヒド・ハリルホジッチ氏(62)が13日、都内で就任会見に出席した。来日した直後に所信表明を行った指揮官は3年後のロシアW杯に向けて強い意気込みを見せ、まずはアジア予選の突破、さらには本大会での決勝トーナメント進出を目標に掲げた。記者会見の内容は以下の通り(中)。

――日本サッカーの印象と課題。世界のトップと戦うには?

「この2週間、色々なビデオ見てきた。ブラジルW杯、アジア杯も見た。全試合を見た。しっかり見て分析もした。クオリティー、いくつかのクオリティーがあった。結果がすべてよかったとは思わないが、彼らはクオリティーを見せたと思う。少し自信を失っているかもしれない。

 いくつかの点でこれらを向上させることができる。簡単なものもある。難しいものもある。いくつかの点で向上させることができる。少し時間をください。そうすることでよりよい結果を見せることができる。私は人間的にかなり高く要求する。負けることは大嫌い。これまで仕事をしたところで、負けた時は少し病気になった。

 私はいつも口にする一言目は、勝利。例えば世界で1番強いチームと試合する時も勝つために試合をしよう、と。1番の問題は、トライせずに負けること。最悪なことだ。私がここに来ている意味は勝利に対する気持ち、それを植え付けたい。これから3月に2試合あるが、絶対に2つとも勝利しないといけない。私はネガティブなことをを言うのは嫌い。彼らを復活させたい。夏にかなり大事なことがあると思う。まず21、27日に向けて、W杯を出場するための最高の試合にしたい」

 

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