ハリルJの“昇り龍”井手口陽介 10月シリーズで問われる“味方に合わせる”資質
「味方の選手の特徴に合わせていく」
「まずは自分のポジションを取るのが大前提ですけど、味方の選手の特徴に合わせていくというのをしっかりやっていきたい。(香川)真司くんだけじゃなくて話をしますし、そういったものを通じてプレー面で考えていくことは多いですね」
インサイドハーフかダブルボランチかの違いはあれど、前述した3試合、中盤でコンビを組んだのは遠藤航(浦和)、山口蛍(C大阪)、柴崎岳(ヘタフェ)の3人だった。そして今回は、香川や小林祐希(へーレンフェーン)、そしてG大阪のチームメイトである倉田秋とのコンビも想定される。それぞれプレースタイルは違うが、誰にでも合わせられる柔軟性を見せられれば、ハリルホジッチ監督へのアピールになる。
21歳の若武者が中盤センターの“序列ナンバーワン”に躍り出るか。10月シリーズで新たな資質が問われる。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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