W杯予選アジアPO第1戦は1-1ドロー シリアがPKで豪州に追いつき運命の第2戦へ
アジア第5代表を懸けた第1ラウンド、豪州はアウェーゴール奪う
来年のロシア・ワールドカップ本大会出場へ向け、アジア地区最後の戦いとなるアジア第5代表決定プレーオフ第1戦が5日に行われ、シリア、オーストラリアとも1ゴールずつを奪い1-1で引き分けた。国際サッカー連盟(FIFA)公式サイトで試合の様子を伝えている。
中立地マレーシアでシリアのホームゲーム扱いとして行われた一戦で、先手を奪ったのはオーストラリアだった。前半40分、右サイドを日本代表FW原口元気とヘルタで同僚のMFマシュー・レッキーが切り崩して中央に入れたボールを、FWロビー・クルーズが至近距離からゴール。クルーズはこれが2015年1月以来の代表戦でのゴールになった。
その後もオーストラリアが押し気味に試合を進めたが、クロスバー直撃のシュートがあるなど追加点を奪えなかった。すると後半40分、先制点の立役者となったレッキーがシリアFWオマル・アル・ソーマに対してペナルティーエリア内でファウルを犯してPKの判定。これをアル・ソーマが自ら決めて同点となり、試合は引き分けで終わった。
オーストラリアは先勝を逃したが、アウェーゴールを得ての引き分けと多少のアドバンテージを得て、10日にホームで第2戦を迎える。勝者は大陸間プレーオフに進出し、北中米カリブ海地区の4位チームと本大会出場権を懸けたホーム&アウェーの戦いに臨む。
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フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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