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マンU、今季終了後にディ・マリアをPSGに放出か トレードの可能性高まる
PSGのトレード候補は4選手
マンチェスター・ユナイテッドが今季終了後、パリ・サンジェルマンにアルゼンチン代表MFアンヘル・ディ・マリアをトレードで放出する可能性が浮上した。フランス地元紙「ル10スポーツ」が報じている。
今季開幕前に6000万ポンドという英国史上最高額でレアル・マドリードから獲得したディ・マリアだが、後半戦は不調で9日のFAカップ準々決勝アーセナル戦では主審のシャツを引っ張る愚行で2枚目の警告を受けて退場処分。1-2の敗北の戦犯となっていた。
プライベートでも1月に押し込み強盗の被害に遭った自宅を売却。高級賃貸マンションに引っ越すなど家族もマンチェスター生活で苦労していることから、地元メディアの間では移籍の可能性を指摘する声が高まっていた。
昨夏にパリ・サンジェルマンへの移籍の可能性のあったディ・マリアだが、パリの名門がファイナンシャル・フェアプレーにすでに抵触していた関係で実現しなかった。しかし、ここにきてトレードプランが浮上している。来季補強費として270億円を準備できるユナイテッドは、フランス代表MFブレーズ・マテュイディ、オランダ代表DFグレゴリー・ファン・デル・ヴィール、U-21フランス代表MFアドリアン・ラビオ、ブラジル代表DFマルキーニョスの4人を補強候補にリストアップしているという。
PSGはディ・マリアと引き換えに、ユナイテッドにこの4人の中からマンU側が欲する選手を供出するトレード計画が浮上している。
司令塔として大きな期待を集めたディ・マリアだが、わずか1年でマンチェスターを去る可能性が高まっているようだ。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images