覆らなかった不当判定 CL準々決勝はイブラヒモビッチ不在が決定的に
同情の声は集まったが…
シャルケで内田篤人の同僚のガーナ代表MFケビン・プリンス・ボアテングも自身のツイッターで「レッドカード????? 勘弁してくれよ、レフェリー」と熱戦に水を差す判定に疑問を呈していた。
チェルシーのジョゼ・モウリーニョ監督も「UEFAがあのミスを最小限に止めて、彼が準々決勝に出場できることを願っている」と、オスカルの演技によるレッドカードを 誤審だと指摘。処分の軽減を求めていた。
PSGのローラン・ブラン監督も「あの決断について話し合う委員会が開かれることになる。準々決勝で彼が我々のチームにいることを望む」と、処分の取り消しを訴える方針を明らかにしていた。
過去にはマンチェスター・ユナイテッドが、2009年のCL準決勝アーセナル戦でスコットランド代表MFダレン・フレッチャーが退場処分となったが、映像ではほとんどプレーに接触が認められなかった。そのためレッドカードの取り消しを訴えたが、UEFAはこれを認めず。フレッチャーは決勝戦のピッチに立つことができなかった。
サッカー界屈指のカリスマは、準々決勝の舞台に立てない可能性が高まっている。
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サッカーマガジンゾーンウェブ 編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images