日本代表“ジョホールバルの奇跡”も選出 米メディアが選ぶ「心に残るW杯5大プレーオフ」
鈴木啓太の引退試合で岡野と岡田氏が再現寸劇
日本代表がイランと激闘を繰り広げ、延長戦で岡野がチャンスを逃し続けながらも、最後にゴールを決めた展開などは、今でもサッカーファンの心に強く焼き付いている。ゴールを決めてベンチに向かって走っていく岡野と両手を突き上げてピッチに入っていく岡田監督の姿も、当時の映像が流れるたびに映し出されるものだ。
7月に元浦和レッズのMF鈴木啓太氏の引退試合が行われた際、そこに出場した岡野とベンチに入っていた岡田氏がそれを再現する寸劇を行うなど、日本サッカー界の輝かしい瞬間として記憶されている。
今回のアジアプレーオフで、オーストラリアは日本も入ったグループでアジア最終予選3位となり、シリアとのプレーオフを行う。オーストラリアはアジア連盟に加入する前はオセアニア連盟にいたため、ワールドカップの出場枠は0.5枠だった。そのため、これまではプレーオフの常連にならざるを得なかった背景もある。
実際、同局がピックアップした日本とイランの一戦以外の4試合のうち、3試合がオーストラリア絡みのものだった。今回、オーストラリアがシリアに勝利すれば、アジア連盟加入後では初の大陸間プレーオフ行きということになる。