なぜ豪州はアジアでW杯予選を戦うのか 英紙も疑問視「不思議に思うファンもいる」
転籍後は2大会連続出場を果たしているが…
記事では、オーストラリアがOFC所属時代に1966年(対北朝鮮)、70年(対イスラエル)、86年(対スコットランド)、94年(対アルゼンチン)、98年(対イラン)、2002年(対ウルグアイ)と大陸間プレーオフで敗退していることに言及。そして、06年に前回敗れたウルグアイを破って本大会出場権を得たことを触れるとともに、OFC脱退以降は10年W杯にニュージーランド、13年にはコンフェデレーションズカップにタヒチ、16年のリオデジャネイロ五輪にはフィジーとオーストラリアに比べてマイナー国が出場を果たしていることを報じた。
逆に、オーストラリアが加入したアジアでは中東勢が割を食っているという。過去2大会、中東勢ではイランがW杯出場したのみと“オーストラリア・ショック”が顕著。煽りを食らった中東諸国が加盟国再編を求めるのではと憶測が流れた時期もあった。
奇しくも、今予選はイラン(グループA・1位)、サウジアラビア(グループB・2位)と中東2か国が本大会進出を決め、オーストラリアはシリアとプレーオフを戦うことになった。果たして、サッカルーズ(オーストラリア代表の愛称)は4大会連続5回目となるW杯への切符を手にできるだろうか。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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