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悪童バロテッリ、激怒で広告板を強烈パンチ 守備崩壊で感情爆発「反省しやがれ!」
酒井宏樹所属のマルセイユ戦、バロテッリが開始4分弾 2-0とリードもそこから逆転負け
フランス1部のニースに昨季加入した元イタリア代表FWマリオ・バロテッリが、ピッチ外での振る舞いで注目を浴びている。1日に日本代表DF酒井宏樹が所属するマルセイユと対戦したニースは、バロテッリのゴールで先制するも2-4と逆転負け。ハーフタイムに激怒したバロテッリは、ローカールームへ引き上げる際に怒りのパンチを見せていた。
試合は開始4分に、バロテッリのゴールでニースが幸先良く先制に成功。さらに同16分には、コートジボワール代表DFジャン・ミシェル・セリが追加点を決めて、ニースがリードを広げた。ところがその10分後、同26分にマルセイユFWルーカス・オカンポスに1点を返されると流れが徐々に変わり、同41分にオウンゴールで2-2の同点。さらに同44分には再びオカンポスに決められ、マルセイユに2-3と逆転を許すまさかの展開となった。
ハーフタイムに両軍の選手がロッカールームへと引き上げるなか、バロテッリはプレスボードの横を通り過ぎる際、崩壊した守備に怒りを爆発させ、「反省しやがれ!」と吐き捨てながら思い切り右手でボードを殴り、感情を発散させた。ちょうどこの場面が撮影されており、各国メディアで取り上げられるなど大きな話題となっている。
結局、試合は後半3分にマルセイユのブラジル代表MFルイス・グスタボに追加点を奪われ、ニースは2-4と屈辱の逆転負け。後半21分にグスタボが一発退場となり、数的優位となったニースだったが、フル出場のバロテッリはこの日2ゴール目を挙げることはできなかった。