本田、フィオレンティーナ戦で4戦ぶり先発へ トップ下起用の可能性が浮上

伊紙、「ケイスケはまたゴールを決めるときがやって来た」


 これまで、地元メディアの採点で最低点を与えられることもあった本田。記事でも「輝きは本田、本来のクオリティーではない」「こんなに時間が経っても、なぜ元に戻らないかが不思議だ」など厳しい言葉が並ぶ。今回のトップ下起用は負傷者が続出する状況とともに、本田が
11月以降、11で相手を抜けないなどサイドで結果を残せていないことも要因の一つのようだ。
  記事では「だから、インザーギ監督は違うポジションで生き生きとさせたいと考えている。フィレンツェではこの日本人は司令塔としてプレーさせるかもしれな い。彼の本来のポジションと感じている。ミランでは司令塔でプレーしたことがない。トリノでのユベントス戦で挑戦したが、ゴールチャンスをクリエイトする よりもピルロをコントロールする宿題が課せられていた。フィオレンティーナ戦はより本能的に自由に動ける。月曜日(16日)のフォーメーションは、中盤に離脱者が多くいて、緊急事態の中で冒険的な布陣となる」と分析している。
 ポーリ、デヨング、モントリーボと中盤のレギュラー3人が故障などで欠場するために、トップ下で固定されていたボナベントゥーラはボランチでプレーを余儀なくされる。同紙は、インザーギ監督がその状況下で4312システムでスタートし、メネズと本田をトップ下に並べる4321に変更するオプションも準備していることにも言及。本田はチーム戦術を遂行するバランス能力と運動量が求められるという。
 特集では「ケイスケが最後に決めたゴールは上半期だった。得点王になったことはないが、またゴールを決めるときがやって来た」と司令塔・本田にゴールを期待。果たして背番号104試合ぶりに先発し、窮地の指揮官を救うゴールを奪うことができるだろうか。

【了】

 

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

page1 page2

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング