本田、フィオレンティーナ戦で4戦ぶり先発へ トップ下起用の可能性が浮上

結果次第で去就問題が再燃する可能性もあるインザーギ監督、「ホンダにかける」?

 ACミランの日本代表FW本田圭佑が16日のアウェー、フィオレンティーナ戦でトップ下で先発する可能性が高まっている。イタリア地元紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」が「SOS、本田司令塔。長い危機を乗り越えるために」と特集している。
 次節で敗れれば解任の可能性もあるフィリッポ・インザーギ監督は11日、ミラネッロで行われた練習で本田に個人指導を施したという。これまで右サイドで起用されることが多かった本田は3試合連続先発落ちという屈辱を味わっていた。だが、正念場でインザーギ監督は背番号10がかつて「DNAを持っている」と主張していた本職のトップ下に配置する方針だと報じられている。
 記事では「インザーギ監督は日本人のポジションを変える。中盤の緊急事態で本田にかけたい」と指摘。昨年1019日のベローナ戦の2得点を最後に、出場したリーグ戦で14試合連続ノーゴール、ノーアシストと沈黙している本田だが、いまだ指揮官から大きな期待を寄せられているようだ。
 ガゼッタ紙は本田を本調子ではないとしながらも、「(最後の得点から)5か月も経つのだから、もう戻らなければならない。11月から本田はいいプレーができていない。というよりも単純に良くない。時には最悪だ」と奮起を促している。

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