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欧州主要リーグで日本人選手が躍動! 芸術ループに3人抜きアシスト、ダブル股抜き弾も…
吉田の豪快ボレー弾は英メディアで絶賛
イングランドでは日本代表の守備の要であるサウサンプトンDF吉田麻也が、9月30日の敵地ストーク戦(1-2)で魅せた。1点ビハインドの後半30分、吉田はCKの流れから相手ゴール前で左サイドからの折り返しに反応し、難しい体勢から飛び上がってボレーシュート。ボールがクロスバーを直撃してゴールに収まる豪快な一撃で、今季初得点を記録した。英メディアでは「輝かしいフィニッシュ」と、CBが見せたストライカーばりのシュート技術が讃えられた。
ベルギーでは今季不調に喘いでいたヘントFW久保裕也もゴール。1日のクラブ・ブルージュ戦(1-2)の前半23分に、MFブレヒト・デヤーヘレからのロングフィードに反応して飛び出すと、相手GKとDFの間に上手く入り込み、飛び出したGKの頭上を抜く技ありのヘディングシュートで今季2得点目を挙げた。
同じくベルギーのワースラント・ベベレンに所属するMF森岡亮太は、ロイヤル・アントワープ戦(3-0/9月30日)で今季5点目となるゴールとCKからアシストを決めた。バヒド・ハリルホジッチ監督の下では未招集だが、今季からベルギーに渡った司令塔はゴールセンスに磨きをかけ、存在感を増している。
今季オランダのフローニンゲンに渡った19歳のMF堂安律も、敵地ズヴォレ戦(2-3/9月30日)でゴール。エリア内左でパスを受け、利き足と反対の右足で放ったシュートは、DFとGKの二人の股間の下を抜ける珍しいゴールとなった。移籍後2得点目、リーグ戦では初ゴールとなった。
先月28日の代表メンバー発表会見で、ハリルホジッチ監督が語った「ロシア(W杯)へのチケットを確約できる選手は誰一人いない」という言葉に刺激を受けたかどうかは定かでないが、この週末は日本人選手による怒涛のゴールラッシュが各地で繰り広げられた。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images