欧州主要リーグで日本人選手が躍動! 芸術ループに3人抜きアシスト、ダブル股抜き弾も…

活躍が目立った今節 香川ら7選手がゴール、原口はバイエルン相手にアシスト

 欧州でプレーする日本人選手が躍動した週末だった。主要リーグでドルトムントMF香川真司のゴラッソを含め、計7人がゴール。ヘルタ・ベルリンFW原口元気がバイエルン・ミュンヘン相手に3人抜きアシストを決めた。その活躍ぶりを振り返ってみよう。

 なかでも大きな衝撃を与えたのは、ハリルジャパンで背番号10を背負う香川だった。現地時間9月30日の敵地アウクスブルク戦に先発出場した香川は、1-1の同点で迎えた前半23分にFWアンドリー・ヤルモレンコのパスから鮮やかなループシュートを、ゴール左隅に沈めてチームの2-1勝利に貢献した。現地メディアでは「偉大な芸術作品」とも称されるほどだった。また、ブンデスリーガ通算得点を38とし、同リーグの日本人最多得点記録も更新して歴史に名を刻んでいる。

 同じドイツでは、二人のストライカーもゴールを決めてアピールしている。マインツのFW武藤嘉紀は、敵地ヴォルフスブルク戦(9月30日/1-1)で右サイドからのクロスに頭で上手く合わせて今季3点目をゲット。1日の試合ではケルンFW大迫勇也が、RBライプツィヒ(1-2)とのゲームで、やはりヘディングで今季初ゴールをマークした。

 ヘルタ・ベルリンの原口は今季初先発となった1日のバイエルン戦(2-2)で、ジェローム・ボアテング、ジュシュア・キミッヒ、マッツ・フンメルスという3人のドイツ代表DFを次々とドリブルで抜き去ってMFオンドレイ・ドゥダのゴールをアシストした。得点こそ決められなかったものの、その技術の高さは「ワールドクラスのソロ」と称され、マン・オブ・ザ・マッチに選出される見事な働きぶりだった。

 

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