ミラン時代の本田が決めた「最も美しいゴール5選」 伊メディアが在籍3年半を再検証
14-15シーズンに見せた怒涛のゴールラッシュ
ゴラッソ5選の筆頭は、14年9月14日の敵地パルマ戦だった。DFイニャツィオ・アバーテのクロスからヘディングで奪ったゴールが選出された。この試合では1得点1アシストと活躍したが、「(パルマにとって)本田は一つの悪夢となった」と寸評では評価されている。ミランは5-4で打ち合いを制している。
二つ目は、14年10月4日の本拠地キエーボ戦が選ばれた。後半33分、本田はエリア左約20メートルのFKのチャンスで左足を一閃。鋭い弾道のシュートがゴール左隅に突き刺さった。本田のダメ押し弾で、試合にも2-0と勝利。「ホンダは得意分野の一つであるFKで試合を締めくくった」と、記事では評価されている。
14年9月23日の敵地エンポリ戦の豪快なゴールも選ばれた。後半12分のカウンターの場面でアバーテからパスを受けると、またぎフェイントで相手DFの間合いを外して左足を一閃。グラウンダーのシュートがゴール右隅に突き刺さり、試合は2-2のドローに終わった。
続いて14年10月19日のベローナ戦のゴールも選ばれている。3-1で勝利した試合で2ゴールを決めた本田について、「主役の一人がホンダだ。ドッピエッタ(2ゴール)を決めた」と評価されている。1点目は前半27分にイタリア代表FWエル・シャラウィのスルーパスに走り込み、左足ダイレクトで流し込んだが、ベストゴール5選には2点目が選ばれている。最終ラインのDFラミのスーパースルーパスに独走。巧みなステップで相手GKのタイミングを崩すと、左足でゴールを沈めた。「単独逃避行。斜めの角度に決めた」と再評価されている。