“仙台キラー”の興梠が2ゴール! 敵地5年連続弾で10戦13発、浦和の3-2勝利に貢献

相性抜群の浦和エース 得点ランク首位19ゴールに伸ばす

 浦和レッズは“仙台キラー”のエースFW興梠慎三の2ゴールなどで、1日のJ1第28節ベガルタ仙台戦に3-2で勝利した。興梠はこれで浦和加入後の仙台戦で10試合13ゴール、アウェー仙台戦では5年連続ゴールで、得点ランク首位の19ゴールに伸ばした。

 両者とも守備時に5バックになる布陣で、なかなかゴール前に迫ることができない時間が続いたなか、ゲームを動かしたのはセットプレーだった。前半25分、左サイドの低い位置でFKを得た浦和は、MF柏木陽介がペナルティーエリアすぐ外側のMF梅崎司に縦パス。梅崎からのリターンに柏木はダイレクトでクロスを中央に送ると、その間に相手のマークを外した興梠が飛び込み、打点の高いヘディングシュートを決めて1-0と先制に成功した。

 ホームの仙台はゴール前に入り込む形を作ることができず、逆に浦和に押し込まれる展開のまま1点ビハインドでハーフタイムを迎えた。

 前半は安定していた浦和だったが、不用意な失点を喫する悪癖を後半立ち上がりに見せてしまう。後半5分、中盤で柏木からDF槙野智章への横パスが弱くなったところを仙台MF三田啓貴がカット。三田はそのままドリブルで浦和陣内を中央突破すると、ペナルティーエリア手前から左足を一閃。これがゴール右下に決まるミドルシュートとなり、仙台は浦和のミスに乗じて同点に追いついた。

 

page1 page2

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング