バレンシアの24歳フランス代表MF、プレミアの強豪2クラブが保有権の“強奪”画策か
フランス代表MFコンドグビア、バレンシアで復活の気配を漂わせるも…
バレンシアのフランス代表MFジョフレイ・コンドグビアは、今季インテルから期限付き移籍でプレー。来季完全移籍になることが前提とされているが、そのタイミングで強奪を図ろうとしているクラブがあるという。イタリアのサッカー情報サイト「トゥットメルカートウェブ・コム」が報じている。
コンドグビアはインテルで2年間にわたってプレーしたが、加入前にACミランなど複数クラブと争奪戦になったのが嘘のような低調なパフォーマンスで酷評され、今季からスペインに新天地を求めた。
バレンシアでは5試合連続スタメン出場に1ゴールも決めて復活の気配。インテルとの契約は期限付きながら買い取りオプション付きで、すでにシーズン後の完全移籍が前提とされている。ただ一方で、その保有権の切り替わり間際でプレミアの強豪2チームが強奪を目論んでいる模様だ。
現地メディアによれば、インテルとバレンシアの間で決められている完全移籍のオプションは2500万ユーロ(約32億円)とされている。リバプールとトットナムは、それ以上の金額を提示することで、インテルが保有権を持つ間に来季の移籍に関する優先権を得ようとしているようだ。
イタリアでは評判を落としてしまったが、コンドグビアはまだ24歳と若く、強靭なフィジカルはプレミアリーグでも通用する可能性が高い。来季に向けて、プレミア勢による争奪戦が展開される可能性も少なからずありそうだ。
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フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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