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ファン・ハール監督に最大の正念場 マンUの命運を分ける5週間
上位を争うライバルとの直接対決がめじろ押し
マンチェスター・ユナイテッドのルイス・ファン・ハール監督は、ここからの5週間で上位陣との直接対決を控えており、マンUの命運を占う期間に突入する。英地元紙「ミラー」が報じた。
マンUは9日、FA杯準々決勝でアーセナルと対戦し、1-2で敗れた。そのため、今季無冠はほぼ決定的となっている。
現在のマンUにとって、最大のノルマは来季のUEFAチャンピオンズリーグ出場権の獲得だ。しかし、現時点では4位につけているものの、5位リバプールには勝ち点2差、6位トットナムと3差、7位サウサンプトンとは4差に迫られており、予断を許さぬ状況が続いている。
そして、これから行われる5連戦がマンUとファン・ハール監督の命運を分ける重要なターニングポイントとなるだろう。
3月15日に控えているプレミアリーグ第29節ではトットナムと激突する。さらに22日の第30節では、リバプールと対戦。4月4日の第31節ではアストンビラ戦を挟むものの、4月12日の第32節で2位マンチェスター・シティ、4月18日の第33節では首位チェルシー戦を迎える。
激化の一途をたどっているトップ4争い。仮に、この上位との直接対決を落とした場合、一気に順位が大暴落する可能性も潜んでいる。
もし2季連続でCL出場権を逃した場合、去就が騒がれるスペイン代表GKダビド・デ・ヘアやアルゼンチン代表MFアンヘル・ディ・マリアら主力の流出も起こり得る。名将ファン・ハール監督にとっては、この5週間が最大の正念場となることは間違いない。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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