ブンデス最下位ケルン、38歳の大ベテランFWピサーロと契約 大迫とのコンビに注目

昨季25得点を挙げたモデストの抜けた攻撃陣の救世主として大ベテランに白羽の矢

 日本代表FW大迫勇也が所属するケルンが現地時間29日、元ペルー代表のスーパースターであり、38歳の大ベテランMFクラウディオ・ピサーロと契約したことをクラブの公式サイトで発表した。契約期間は今季終了まで、背番号は「39」となる。

 ピサーロは、ブンデスリーガではバイエルン・ミュンヘンやブレーメンでプレーし、外国人選手として歴代最多得点記録を保持。昨季25得点を挙げたFWアンソニー・モデストが天津権健(中国)へ移籍し、攻撃陣のテコ入れの必要性は指摘されてきたが、夏の移籍市場閉幕後に獲得可能なフリー選手として白羽の矢が立ったのはピサーロだった。

 ドイツ誌「キッカー」は、「クラウディオ・ピサーロは素晴らしいシュート力と人間性を兼ね備えた人材であり、チームに好影響を与えてくれる存在だ」と、ペーター・シュテーガー監督のコメントを報じている。

 ケルンは現在、勝ち点1で最下位とUEFAヨーロッパリーグも並行して戦うチームとしては危機的な不振に陥っている。ブンデスリーガではわずか1得点と、大迫を含む攻撃陣の奮起が不可欠な状況だ。10月3日に39歳を迎えるピサーロは、救世主となることができるか。大迫とのコンビにも注目したいところだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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