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経験者の浦和FWズラタンが語る熾烈なW杯欧州予選 「プレーオフにさえ行けば…」
当落線上の国にとって生きるか死ぬかの2試合
自身は南アフリカ大会のグループリーグ第2戦アメリカ戦でゴールを決めており、「忘れられない記憶であるし、サッカー選手としてワールドカップでプレーしてゴールをしたのは、キャリアの中でも最高の経験で素晴らしいこと」と笑顔で話す。すでに代表引退を表明しているズラタンは「たくさんの友達もいるし、スロベニアがチャンスをつかんでくれることを願っているよ」と母国の幸運を願った。
欧州予選のラスト2試合では、強豪オランダの予選敗退が現実味を帯びている。しかし、多くの当落線上の国にとってはまさに生きるか死ぬかの2試合。欧州予選を経験したズラタンの言葉から、改めてその厳しさと面白さが垣間見えた。
【了】
轡田哲朗●文 text by Tetsuro Kutsuwada
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images