日本代表、11月のブラジルとベルギー戦が正式決定 ハリル監督「立ち位置を知る試合に」

11月10日にFIFAランク2位のブラジル、14日に同5位のベルギーと対戦

 日本サッカー協会(JFA)は29日、11月の欧州遠征で10日にブラジル、14日にベルギーと対戦すると正式発表した。

 日本代表のバヒド・ハリルホジッチ監督は28日に10月6日と10日に行うキリンチャレンジカップへ向けたメンバー24人を発表したが、翌日に11月の欧州遠征の対戦相手も決まった。

 11月10日にフランスのリールでFIFAランキング2位のブラジルと対戦する。過去の戦績は0勝2分9敗(4得点31失点)で、直近は4連敗を喫している。会場はスタッド・ピエール=モーロワで、現地時間13時キックオフ(日本時間21時)に決まった。

 また同14日にはFIFAランキング5位のベルギーと激突する。会場や時間などは未定だ。過去の戦績は2勝2分(9得点4失点)でいまだ無敗と日本が好成績を残す。直近では2013年に敵地ブリュッセルで対戦し3-2と勝利を収めた。

 ハリルホジッチ監督は欧州遠征の対戦相手決定を受けて次のようにコメントしている。

「世界の強豪の中でもトップの2チームとの対戦となります。ブラジル代表は世界のサッカー選手たちにインスピレーションを与えているチームです。現時点で最も良い代表チームと言ってもいいかもしれません。我々にとって成長するための良い機会であり、ワールドカップを前に自分たちの立ち位置を知ることができる試合になると思います。またこの試合がリールで開催されることを嬉しく思います。私が指揮をとったクラブのある街であり、たくさんの友人が今もなお暮らしています。そしてベルギー代表もここ数年常に上位をキープしているチームです。個々の能力が高いチームであり、どのチームと戦っても勝つ力を持つチームです。この試合も私たちにとって実りのある試合にしなくてはいけません。2試合とも相手が勝者として予想されるでしょうが、私たちも果敢に挑みたいと思います。相手をリスペクトしつつ、自分たちのこともリスペクトし、自分たちを成長させながら、勝利という結果を目標にしたいと思います」

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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