「傑出したプレーだった」とベンゲル称賛 アーセナル“ガラスの10番”が復活アピール
「彼はまだフットボールを失っていない」
ベンゲル監督が口にした通り、ウィルシャーは度重なる怪我によって“ガラスの10番”のイメージがついて回った。それに加えて、ナイトクラブでは男性との口論によって警察沙汰になるなど、近年はピッチ内での活躍とは縁遠かった。それだけにベンゲル監督は「私はただ祈っている。彼が負傷やそれ以上の問題で妨げられることなく、成長していくところを見たいのだ」とし、こうも話している。
「彼はまだフットボールを失っていないことを自分自身で証明している」
昨季リーグ5位に終わったことで今季のUEFAチャンピオンズリーグ出場権を逃し、ELでの戦いを余儀なくされているアーセナル。巻き返しを図りたいフランス人指揮官にとって、ウィルシャーの復調は本人以上に嬉しいものなのかもしれない。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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