ハリル監督、古巣PSGの試合から刺激 異例講義で「デュエル」の重要性を強調
日本人選手の特徴を生かしたスタイル模索
ポゼッションでバイエルンに凌駕されたPSGだが、「デュエル」という1対1の局面で上回ったことが勝敗を分ける要素だったというハリル監督は分析。ネイマール、カバーニという個人能力を生かしたカウンターサッカーの有効性を主張している。ゲームプランやゲームコントロールの伴わないボール回しでは白星にはつながらない、というのがハリル理論だった。
「昨夜PSGとバイエルンのゲームを見て、この試合の説明をしながら私の意見を伝えたいと思った。日本サッカーは独自の道を進みながら、独自のアイデンティティーを築くべきだ。それは日本人選手の特徴を基にしたものでなければいけない」
使命感を帯びたハリル監督はCLの熱戦から刺激を受けた様子だった。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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