CLバルサ戦で元Jリーガーに悲劇… ダイブと判定され警告を受けたプレーで負傷交代

柏と徳島でプレーしたドゥンビアが、スポルティングの一員として出場

 スポルティング・リスボンは27日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ第2節でバルセロナと対戦し、0-1で敗れた。この一戦には日本サッカーに馴染み深い選手が先発していたが、シミュレーションによって警告を受けた際のプレーで負傷交代する悲劇に見舞われている。

 バルサを迎え撃ったポルトガル強豪の一員の中に、コートジボワール代表FWセイドゥ・ドゥンビアの姿があった。かつて柏レイソルや徳島ヴォルティスでプレーし、CSKAモスクワ時代にはFW本田圭佑(現パチューカ)と共闘した男は、前半40分に不名誉な形でスポットライトを浴びてしまった。

 相手ペナルティーエリア手前でMFジェルソン・マルティンスからパスを受けたドゥンビアは、一気に加速。バルセロナのスペイン代表DFジェラール・ピケが足を伸ばすと、ドゥンビアはピッチ上にもんどり打って倒れ込んだ。

 だが、これに対して主審はシミュレーション行為として、イエローカードを提示。たしかにスローモーションの映像を見ても、ピケの足との接触はほとんど見られなかったが、ドゥンビアは苦悶の表情を浮かべ、絶叫しながらピッチに転倒していた。

 

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