PSGがバイエルン撃破、2ゴール演出の18歳超新星に称賛の嵐 「彼はチームを成長させる」
米メディアで最高評価「観衆をシビレさせた」
自らゴールを取れなかったとはいえ、この日最も輝いたのはムバッペだった。カウンターからのチャンスクリエイトはムバッペを起点としたものが大半で、米スポーツ専門テレビ局「ESPN」の採点ではカバーニの8点、ネイマールの7点を上回るチーム単独トップの9点。「フランス代表は得点を挙げられなかったが、2アシストでパルク・デ・プランスの観衆を“シビレさせ”、アンヘル・ディ・マリアとの交代時にはスタンディングオベーションを受けた」と高く評価されている。
また仏紙「レキップ」によると、エメリ監督も試合後「キリアンの成長は心強い。彼はチーム自体を成長させる多くのものを持っている」と手放しで称賛したという。
ムバッペ自身は試合後、「まだ始まったばかりだよ」とコメント。ネイマールとカバーニの確執が大きく報じられているPSGだが、急速に頭角を現しているムバッペこそが、チームの命運を握る存在なのかもしれない。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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