サッカー史に残る高額移籍金が発生した「ベテラン10人」 日本代表選手と共闘した名手も選出

1位は今夏ユーベから電撃移籍した“闘将”

 そのバティストゥータを上回る移籍金が生まれたのが、今夏の移籍市場だ。ユベントスに所属したイタリア代表DFレオナルド・ボヌッチが4200万ユーロ(約54億6000万円)もの額でミランへと引き抜かれた。名門再建を目指すロッソネロ(ミランの愛称)がユーベの闘将を引き抜いたことだけでなく、30歳にして50億円を優に超える移籍金がついたことも驚きを持って伝えられた。

 上位5人にすべてイタリアのクラブが絡んでいるのも興味深いが、30代に差し掛かっても高い市場価値がつくということは、長期的に見ても活躍可能だとクラブ側が判断したという証左でもある。若手にはない“ベテランの味”で、チームの屋台骨を支えているのは間違いない。

 トップ10の一覧は以下の通り。

順位 選手名(当時移籍先/移籍金)
1位 レオナルド・ボヌッチ(ミラン/54億6000万円)
2位 ガブリエル・バティストゥータ(ローマ/46億8000万円)
3位 サミュエル・エトー(アンジ・マハチカラ/35億1000万円)
4位 ディエゴ・ミリート(インテル/32億5000万円)
5位 ズラタン・イブラヒモビッチ(パリ・サンジェルマン/27億3000万円)
6位 ニコラ・カリニッチ(ミラン/26億円)
6位 ブレーズ・マテュイディ(ユベントス/26億円)
6位 ジェレミー・マテュー(バルセロナ/26億円)
6位 クロード・マケレレ(チェルシー/26億円)
10位 クラウディオ・ブラーボ(マンチェスター・シティ/23億4000万円)

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 


page1 page2 page3

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング