浦和MF柏木が値千金の一撃! ACL4強、敵地で上海上港に1-1、10年ぶりの決勝進出へ弾み
後半も上海の猛攻を凌ぎきる
後半に入るとホームの上海がより攻撃的な姿勢を見せ、ウズベキスタン代表MFアフメドフもボランチの位置から積極的に攻撃参加してミドルシュートを狙った。さらに同15分には上海の左サイドで中国代表FWウー・レイが完全なフリーで抜け出し、西川と1対1に。浦和の大ピンチとなったが、西川は最後まで動かずにシュートコースをふさいで至近距離からの右足シュートをセーブした。
中盤でボールを捌く仕事に徹していたオスカルも、同24分に迎えた中央やや左サイドよりの直接FKではキッカーとして登場。西川の逆を突いたシュートはファーサイドのゴールポストを直撃と、浦和はちょっとした幸運にも恵まれた。
押し込まれる時間が長く、持ち前の攻撃的なサッカーを発揮することはできなかったが、このまま上海の攻撃を防ぎきって1-1のドローで終了。10月18日のホームでの第2戦に向け、アウェーゴールを手にしての引き分けと上々の結果を手にし、10年ぶりの決勝進出に弾みをつけた。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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