浦和MF柏木、ACL4強突破へ積極性を強調 上海上港は「守備が特に優れていると思わない」
「積極的にチャンスを作りにいけば…」
そして柏木は、元ブラジル代表MFオスカル、同代表FWフッキなどの強力な攻撃陣を擁する上海上港との対戦に、下がって守ることはしないと話している。
「後ろに下がって守ることより、自分たちが積極的にボールを奪いに行くようなことが必要だと思います。僕たちは良い守備をして、できるだけ良い位置でボールを奪い取ることにトライしたいです。彼らは守備面で特別に優れているとは思わないですし、自分たちから積極的にチャンスを作りにいくことがベストになると思います。僕らはアウェーゲームですけど、積極的な姿勢でそういうプレーを試合の立ち上がりからできれば、チャンスがあると思います」
柏木は最終ライン近くで防衛する守備よりも、果敢なプレッシングでチーム全体が高い位置から守備をしていくことが、勝利の鍵になると語った。これまでのACLの戦いで、AFCのデータでは柏木は4アシスト、14のチャンスクリエイト、87%のパス成功率を残している。「10番」を背負う柏木の左足が輝きを放つほど、浦和にとって10年ぶりの決勝進出は近づくはずだ。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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