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歓喜の決勝ゴール後に指揮官が負傷… スペインで起きた悲劇と苦悶の表情が話題に
「負傷した選手を抱えるよりは私自身が…」
あまりの痛みに3点目を奪った喜びも吹き飛んでしまったのか、ベンチに戻った後のマルセリーノ監督は壁にもたれかかりながら左太もも裏を右手で押さえ、悲痛な表情を浮かべて戦況を見つめていた。それでも英紙「デイリー・ミラー」によれば、試合後には「少し怪我してしまったね。負傷した選手を抱えてしまうよりは、むしろ私自身が負傷するべきだと思うよ」と、前向きなコメントを残していたという。
これまでサラゴサやビジャレアルなどで手腕を発揮してきたスペインの知将だが、チーム再建に向けてバレンシアでも順調な船出を飾るなか、思わぬ悲劇を味わうことになってしまった。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images