ラモスのCLドルト戦“疑惑のハンド”が物議 「レアルはラッキー」「PKが審判に見逃された」

レアルが敵地で3-1と快勝 スペイン紙は前半14分のワンプレーに注目

 レアル・マドリードは現地時間26日に、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)第2節で日本代表MF香川真司の所属するドルトムントと敵地で対戦。FWギャレス・ベイルの鮮やかなボレー弾とFWクリスティアーノ・ロナウドの2得点で3-1と快勝したが、主将DFセルヒオ・ラモスの疑惑のプレーが物議を醸している。

 問題のシーンは前半14分。ドルトムントが右サイドから攻撃を仕掛け、FWアンドリー・ヤルモレンコが右足でクロスボールを供給。ファーサイドに走り込んだMFマクシミリアン・フィリップがダイレクトで合わせたが、シュートはカバーに入ったラモスにブロックされた。この場面では最初にGKケイラー・ナバスが手で弾いた後にボールはラモスの手に当たっているが、ビョルン・カイペルス主審はホイッスルを吹かなかった。

 しかし、スペインメディアではこのラモスのプレーで反則が取られなかったことは、レアルにとって幸運だったと指摘している。スペイン紙「マルカ」はラモスのハンドが故意ではなかったと指摘した上で、「レアル・マドリードは逃れることができてラッキー」と書き綴っている。

「ラジオ・マルカ」の審判アナリスト、アンドゥハル・オリバー氏は「ハンドがあったが、無意識のものだ。ボールは最初にラモスの足に当たり、それから手に当たっている。オランダ人(カイペルス主審)レフェリーは正しい判断をした」と分析している。

 

page1 page2

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング