ベイル“伝説のゴール”再現なるか ドルトムントDFバルトラとの因縁にスペイン紙注目
CLで激突する両者 レアル史に残る一撃で対決した二人の再戦に期待が高まる
UEFAチャンピオンズリーグ(CL)第2節の注目カードの一つとなっているのが、日本代表MF香川真司の所属するドルトムントと2連覇中の王者レアル・マドリードの一戦だ。この試合ではドルトムントのスペイン代表DFマルク・バルトラ対レアルのウェールズ代表FWギャレス・ベイルによる“再戦”の実現にも期待が集まっている。
スペイン紙「マルカ」は、「ベイルvsバルトラの再戦」と題して特集。バルトラがバルセロナでプレーしていた2014年4月に、スペイン国王杯の決勝で二人は直接対決している。
1-1で迎えた後半40分、レアルは自陣左サイドのタッチライン際でDFファビオ・コエントラン(現スポルティング・リスボン)が縦パス。ハーフウェーライン上でパスを受けたベイルは、前方のスペースを確認してから大きくボールを蹴り出して急加速した。
ブロックに入ったバルトラは体を当ててベイルをタッチラインの外へ押し出したものの、すでにトップギアに入っていたベイルは大回りになりながらもバルトラをスピードで圧倒。そのままゴール前まで持ち込み、左足で決勝ゴールを決めてチームにタイトルをもたらしている。