横浜FMに激震 キャプテン齋藤が右膝前十字靱帯損傷で全治8カ月 今季欠場、W杯も絶望

甲府戦の後半に負傷…一度ピッチに戻るも、プレー続行不可能で途中交代

 J1横浜F・マリノスは26日、同クラブのキャプテンで元日本代表MF齋藤学が負傷したと発表した。

 23日のJ1第27節ヴァンフォーレ甲府戦で齋藤が負傷し、翌24日に横浜市内の病院で検査。クラブの公式発表によると右膝前十字靱帯損傷で、全治8カ月の見込みだという。

 甲府戦に先発した齋藤は、後半19分に膝を負傷して治療を開始。その数分後、プレー続行と判断し、一度はピッチに戻っていた。しかし、症状は予想以上に重かったようだ。後半27分にはMFイッペイ・シノヅカと途中交代を余儀なくされている。

 27歳の齋藤は今季、ジュビロ磐田に移籍した元日本代表MF中村俊輔から背番号10を受け継ぎ、キャプテンとしてチームをけん引。現在5位につけるチームのなかで、攻撃のアクセント役として存在感を放っていた。第26節の柏レイソル戦で待望の今季初ゴールを決めるなど、ゴール量産の予感を漂わせていたなか、まさかの長期離脱となってしまった。

 全治8カ月の負傷で今季は欠場となり、チームにとっても大きな打撃となる。来年6月のロシア・ワールドカップで2大会連続の選出も絶望となった。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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