「今の日本は韓国に見向きもしない」 韓国サッカー界の苦境に地元紙が危機感

「対等」から「無関心」へ転落も…

 韓国代表チームのそうした現状に加え、AFCアジア・チャンピオンズリーグでは日本の浦和レッズと中国の上海上港が4強入りしているものの、韓国勢は全滅。同記事では「ACLでもKリーグのチームをライバルとするよりも、“荒く面倒な相手”程度に扱う。日本は韓国人たちが考えている以上に、韓国サッカーを意識していない」と触れている。

 さらに韓国サッカー界の置かれた状況を踏まえて、「もう日本は韓国をライバルと考えていない」と言及。かつて“アジアの虎”と恐れられた代表チームの面影は薄れ、クラブレベルでも日本の成長ぶりに舌を巻くなか、今後を危惧している。

「一見すると、日本と韓国のサッカーが対等になったと言うかもしれないが、興味が薄れ、それが無関心に転落してしまうかもしれないと思うと恐怖に鳥肌が立つ」

 韓国代表は10月10日の親善試合モロッコ戦(スイス)に向けて、メンバー23人を史上初めて海外組のみで編成した。韓国メディアが同国サッカー界の未来に危機意識を強めているなか、代表チームは文句なしの結果を残せるだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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