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イタリア王者ユーベ、ピケ獲得へ準備か “バルセロナ銘柄”に興味と地元メディア報道
19年6月までの契約をいまだ延長せず イニエスタとの“ダブル獲り”を画策する可能性も
バルセロナのスペイン代表DFジェラール・ピケは、2019年6月で満了となる現行契約の延長に合意しておらず、退団の可能性が浮上。その場合、イタリア王者ユベントスが獲得に動くとイタリアのサッカー専門メディア「カルチョメルカート・コム」が報じている。
バルサの下部組織で育ったピケは、2004年にマンチェスター・ユナイテッドに移籍。その後08年にバルサ復帰を果たし、“慣れ親しんだ”クラブでキャリアを続けている。スペイン代表でも中心的な存在としてプレーしているが、来年のロシア・ワールドカップ本大会を最後に代表引退の意向を示している。
記事によれば、現在30歳でバルセロナとの契約を19年6月まで残っているが、その将来は不透明なものになっているという。ユベントスは、昨季に1年限りではあったものの、バルサから獲得したブラジル代表DFダニエウ・アウベスがチームに新しい風を吹き込んだことからも、“バルセロナ銘柄”には高い興味を持ち、契約延長の動向次第では獲得に動く準備を進めているようだ。
ユベントスは同様にバルサからスペイン代表MFアンドレス・イニエスタの獲得も探っていると報じられ続けている。イニエスタの契約は今季限り、ピケは今季終了後に契約満了の1年前となるため、“ダブル獲り”を画策する可能性も否定できない。
SNSなどを通じたレアル・マドリードとの骨肉の煽り合いなども世界中で話題になるピケだが、キャリア後半に差し掛かってイタリアに初上陸することになるのだろうか。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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