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長谷部の魂の“首ブロック”をブンデス公式特集 ファン称賛「SAMURAI」「ザ・ファイター」
ケルン戦の前半27分、がら空きのゴール前に立ちはだかり、首でシュートを弾き返す
フランクフルトの日本代表MF長谷部誠は、20日に行われたブンデスリーガ第5節の敵地ケルン戦で相手のシュートを首で防ぐ魂のプレーを見せた。この“首ブロック”を、ブンデスリーガ公式YouTubeチャンネルが「ディフェンダーセーブ! ハセベがシュートコースに首を置く」と動画付きで改めて紹介している。
注目のシーンは、フランクフルトがFWセバスティアン・アレのPKで1-0とリードして迎えた前半27分だった。ケルンが日本代表FW大迫勇也の落としたボールをMFレオナルド・ビッテンコートがFWジョン・コルドバにつなぐも、ボレーシュートはミートせずにゴール前で混戦に。こぼれ球にFWシモン・ツォラーが反応して左足を一閃したが、この時点でフランクフルトのフィンランド代表GKルーカス・フラデツキーは飛び出しており、ゴールはがら空きの状態だ。この絶体絶命のピンチにコースに立ちはだかったボランチの長谷部は、至近距離からの強烈なシュートを首で弾き返し、ゴールを死守した。
ボールがゴールラインを割ったのを見届けると、長谷部は痛みから膝をつき、喉元を押さえながら仰向けになって悶絶。それでもその後プレーを続行し、リードを守り切って1-0の勝利に貢献した。動画が公開されたブンデスリーガの公式YouTubeチャンネルには、「SAMURAI」「ザ・ファイター」といった称賛の声が寄せられている。
魂の“首ブロック”は、長谷部がフランクフルトにとって重要な存在であることを改めて証明するプレーだったと言えるだろう。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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