「え? 俺の? 俺なんだ?」 J1最多直接FK弾「24本目」判定に中村俊輔も驚き隠せず
FK弾ゴールに揺りかごダンス披露「やんなくてもよかったんですけど、ミヤが…」
ジュビロ磐田の元日本代表MF中村俊輔が、9月23日のJ1第27節の本拠地大宮アルディージャ戦で低弾道FKを決め、自身が持つJ1最多直接FKゴール記録を「24」に更新した。中村は後半34分にMF山田大記と途中交代し、試合は磐田が2-1で勝利。試合後、中村は試合を振り返りつつ、自身のFKについては「え? 俺の?」と驚きながらも笑顔を見せた。
磐田は3-4-2-1システムでスタートし、中村は2シャドーの一角で先発。その中村を中心に攻撃を構築すると、前半20分に見せ場が訪れる。
相手ペナルティーエリア左でFKのチャンスを獲得し、キッカーは中村。左足で低い弾道のシュートを放ち、途中で相手に当たり軌道が変わるも、そのままゴールへ。その直後には先日第5子が誕生した中村のために、チームで揺りかごダンスも披露。「やんなくてもよかったんですけど、ミヤ(宮崎智彦)が言ってくれて、みんなやってくれた」と中村は明かしている。
試合はその後、前半28分にMFムサエフが追加点を奪って磐田がリードを広げるも、後半3分に大宮MFマテウスが1点を返して反撃。最終的に磐田が2-1と勝利し、今季13勝目を挙げた。
試合後、中村は「前半良かっただけに、後半少しトーンダウンしてしまって、後半の頭で点を決められてしまった。そこが課題です」と指摘しつつ、自身のFKに関しては意外な言葉を発している。
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