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ネイマールとカバーニの内紛騒動がクラブ間に拡大 フランスの名門同士がSNS上で“皮肉”の攻防
PKを譲り合うマルセイユの皮肉投稿に、PSGは相手の不調を突く“カウンターパンチ”
フランスの名門同士による場外戦が繰り広げられている。事の発端は、パリ・サンジェルマンのブラジル代表FWネイマールとウルグアイ代表FWエディソン・カバーニが、第6節のリヨン戦(2-0)でPKを巡って言い争ったこと。メディアを賑わせているこの話題を“ネタ”に、マルセイユがSNSで攻撃した。
「OM(オリンピック・マルセイユ)での衝突
“お前がペナルティーを蹴りなよ”
“いや、お前が蹴れよ”
“いや、お前だ”
“いいや…お前が蹴れ”」
マルセイユの公式ツイッターは、選手2人が仲良さそうに肩を組んだ後ろ姿の写真とともに、このようなコメントを投稿。ネイマールとカバーニがPKを奪い合ったPSGに対し、マルセイユではPKの場面でむしろ譲り合うという皮肉を言い放った。
しかし、マルセイユは思わぬ“しっぺ返し”を食らうことになる。PSGはツイートに返信する形で、同じように選手2人の写真と会話風のコメントを投稿している。
「-彼らが今季ボックス内に入ったの見たことあるか?
-ないね。ペナルティーキックを欲しがってるだろうね」
口は災いの元とはよく言ったもので、マルセイユは相手をからかったつもりが予想外のカウンターパンチを食らった。
PSGはチーム内でのゴタゴタがクローズアップされているものの、ここまで6戦全勝で首位に立つ。ネイマールとカバーニ擁する攻撃陣は21得点と爆発し、守備も3失点と安定している。一方、マルセイユは3勝1分2敗の6位。9得点10失点で得失点差がマイナス1という不安定な戦いぶりなだけに“赤っ恥”を晒すことになった。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images