バルサ幹部、メッシ移籍の可能性認める 「起こり得る」
バルサ強化担当がメッシの実力を評価、残留希望も……
バルセロナのアリエド・ブライダ国際強化部長がアルゼンチン代表FWリオネル・メッシの移籍の可能性を認めている。地元テレビ局「エスポルト3」が報じている。
メッシは8日のバジェカーノ戦で、リーグ戦24回目となるハットトリックを記録し、6-1勝利に貢献。バルセロナの首位奪還に貢献したばかりだが、今季バルセロナの要職に就任したブライダ氏はエースの去就に現実的な視線を注いでいた。
「彼が移籍するということを考えることは不可能に近いが、マンチェスター・シティとパリ・サンジェルマンには豊富な資金があるので、起こり得る」
ブライダ氏はこう語り、バルセロナがメッシの移籍に関して設定している違約金2億5000万ユーロ(約350億円)をマンチェスター・CとPSGなら支払うことが可能とする見方を示している。
メッシはバルサの象徴的存在だが、今季ルイス・エンリケ監督と起用法を巡って対立し、メッシ自身も「来季どこでプレーするかわからない」と語っている。「彼は怪物だ。マラドーナやペレと比肩する地球外生命体だ」。かつてACミランの黄金時代を築いた辣腕強化担当者は絶好調のメッシの実力をこう評しているが、今後、衝撃的な移籍も起こり得るのかもしれない。
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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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