ダビド・ルイスが先制口撃 「モウリーニョは自分にとってスペシャルではない」

古巣との一戦でゴールを誓う

 パリ・サンジェルマン(PSG)のブラジル代表DFダビド・ルイスは昨季まで師弟関係にあったチェルシーのジョセ・モウリーニョ監督を「スペシャルではない」と批判した。英地元紙「ロンドン・イブニング・スタンダード」が報じている。
 ダビド・ルイスは今季開幕前に5000万ポンドの移籍金で、チェルシーからリーグアン王者に移籍した。そしてPSGとチェルシーは、現在欧州チャンピオンズリーグ決勝トーナメントで8強進出を懸けて争っている最中だ。パリで行われた初戦は、1-1のドローに終わっていた。そして、11日に第2戦を迎える。
 古巣対決と なったストッパーは「彼は君にはスペシャルだが、自分にとってはスペシャルではない。チェルシーでは最高の思い出があるし、多くのタイトルを手にすることができた。すごく幸せだった。チェルシーは、素晴らしいシーズンを過ごしている。守備も素晴らしい。最高の選手もいるが、自分のチームの強さも知っている。あそこでゴールを決めるために全力を尽くす。我々のイメージ通りに戦いたい」と語った。
 過去には、自ら「スペシャル・ワン」と称したモウリーニョ監督だが、チェルシー復帰1年目は無冠に終わっていた。失意のシーズンで、ブラジル人DFにとっては特別にスペシャルな部分を感じることはなかったのかもしれない。
 ダビド・ルイスは7日のリーグ・アンのランス戦では鮮やか な直接FKを決めるなど、4-1の勝利に貢献している。勝てば8強進出が決まる第2戦。絶好調のままに3年半過ごしたスタンフォード・ブリッジで古巣に苦杯をなめさせるつもりだ。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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