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内紛騒動ネイマールの”トラブル歴”を特集 「傲慢な振る舞い」とスペイン紙酷評
腰椎骨折に追いやったスニガは因縁の相手
代表シーンにおいてコロンビアは、ネイマールにとって因縁の相手だ。2014年ブラジル・ワールドカップ準々決勝でDFファン・カミロ・スニガに後ろから膝蹴りを食らい、腰椎骨折でチーム離脱の憂き目に遭った。その後の代表戦で再び対立し、「あとで謝罪の電話をしやがれ、クソ野郎!!」と暴言を吐いている。
2015年のスペイン国王杯決勝バルサ対アスレチック・ビルバオ戦(3-1)では、スペイン人DFウナイ・ブスティンザと激突。得意のヒールリフトを披露したネイマールは、相手のファウルで食い止められたが、侮辱行為と激怒したビルバオイレブンに詰め寄られ、元スペイン代表MFシャビが仲裁に入る一幕もあった。
2014年には、レアル・マドリードのポルトガル代表DFコエントラン、ペペとエリア内で大げさに倒れ込んだプレーを巡って騒動となった。さらに、2010年のサントス時代にもPKキッカーを巡ってリバル・ジュニオール監督と対立。指揮官は激怒し、次の試合でネイマールを起用しなかったが、指揮官が数時間後に解任される事態に発展した。他にも、アトレチコ・マドリードには敵が多く、スペイン代表DFファンフランやスペイン代表FWフェルナンド・トーレスとも確執がある。
華麗なプレーでスタンドを沸かせるネイマールだが、スーパースターに相応しいリスペクトを受けるにはまだ時間がかかるかもしれない。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images