内紛騒動ネイマールの”トラブル歴”を特集 「傲慢な振る舞い」とスペイン紙酷評

カバーニとの小競り合いを受け、「AS」が過去の“バトル”をフォーカス

 パリ・サンジェルマン(PSG)に移籍したブラジル代表FWネイマールは、第6節のリヨン戦(2-0)でPKとFKキッカーの座を巡って同僚のウルグアイ代表FWエディンソン・カバーニと小競り合いを展開。移籍金2億2200万ユーロ(約290億円)で加入した男は、6連勝を飾ったチームでトラブルの火種を作っているが、スペインメディアではネイマールの「トラブル歴」が紹介されている。

「ピッチ上でのネイマールのバトルヒストリー」と特集したのは、スペイン紙「AS」だ。記事では、「ウルグアイ人ストライカーが、ネイマールのピッチ上でのわがままの最新の犠牲者になった」と報じられている。

 後半10分、ネイマールが獲得したFKのチャンス。カバーニがキッカーを務めようとボールを取りに行くと、ネイマールが拒否した。緊張が走り、口論に発展するなか、ブラジル代表DFダニエウ・アウベスがなぜかボールを強奪し、同僚のネイマールにボールを手渡してキッカー役を託す一幕があった。ネイマールが放ったシュートは相手GKの好セーブに阻まれ、ゴールとはならなかった。

 さらに、同35分に迎えたPKのチャンスではカバーニがキッカーを務めたが、蹴る前にネイマールが近づきピッチ上に緊張が走る。そのプレッシャーからか、カバーニはこのシュートを失敗。試合は2本のオウンゴールによってPSGが2-0と勝利したものの、後味の悪いものとなってしまった。

 

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