偶然か、運命のいたずらか… 天皇杯8強の3試合が4日後のJ1と同カードになる珍事が発生
準々決勝の4試合中3カードの対戦相手が一致する、史上稀に見る事態
20日に各地で行われた天皇杯ラウンド16の結果を受けて、10月25日に開催される準々決勝の4カードが決まったが、そのうちの3カードが、なんと4日後に開催される10月29日のJ1リーグ第31節の対戦カードと同じになる珍事が起きた。
今季はJ2以下のカテゴリーから天皇杯8強進出を果たしたチームはなく、全てがJ1勢同士による対戦となった。そして10月25日の準々決勝で川崎フロンターレ対柏レイソル、横浜F・マリノス対ジュビロ磐田、セレッソ大阪対大宮アルディージャ、鹿島アントラーズ対ヴィッセル神戸の4カードが組まれた。
しかし、史上稀に見る偶然で、鹿島対神戸を除く3カードは、4日後の10月29日に行われるJ1第31節と全く同じ対戦となった。
リーグ戦で上位に残っているチームが少なくないため、天皇杯とのメンバー構成の優先順位などの駆け引きも影響しそうな連戦になる。シーズン開幕前から決まっていたリーグ日程と、天皇杯の組み合わせ抽選が引き起こした“珍事”だが、その連戦を制して天皇杯4強、そしてリーグ戦での勝利を収めるのはどのチームになるだろうか。
天皇杯準々決勝と、J1第31節の対戦カードは以下の通り。
[天皇杯準々決勝/10月25日]
川崎 vs 柏★
横浜FM vs 磐田★
C大阪 vs 大宮★
神戸 vs 鹿島
[J1第31節/10月29日]
新潟 vs 鳥栖(デンカS)
磐田 vs 横浜FM(エコパ)★
札幌 vs 鹿島(札幌ド)
柏 vs 川崎(柏)★
甲府 vs 神戸(中銀スタ)
G大阪 vs 仙台(吹田S)
C大阪 vs 大宮(金鳥スタ)★
広島 vs 浦和(Eスタ)
FC東京 vs 清水(味スタ)
★=対戦相手が一致したカード
※天皇杯準々決勝の会場は未定
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images