ネイマールと衝突した原因はボーナス!? カバーニは2季連続得点王で1億円超を獲得か

仏紙がPSGの内紛を分析、カバーニ側に設定されたボーナス条項に注目

 今季リーグ開幕6戦全勝中のパリ・サンジェルマン(PSG)だが、今夏に移籍金2億2200万ユーロ(約290億円)でバルセロナから加入したブラジル代表FWネイマールと、ウルグアイ代表FWエディンソン・カバーニが、17日に敵地で行われた第6節リヨン戦でPKとFKキッカーを巡り口論を展開。同胞のネイマールに蹴らせようと、ブラジル代表DFダニエウ・アウベスがカバーニからボールを奪い取って手渡すなどチームは一枚岩とは言えない状況だが、この“南米抗争”には100万ユーロ(約1億3000万円)のボーナスがきっかけとなっている可能性が浮上している。フランス紙「レキップ」が報じた。

 リヨン戦の後半10分に衝撃のシーンが展開された。ネイマールが獲得したFKのチャンス。カバーニがキッカーを務めようとボールを取りに行くと、ネイマールが拒否した。緊張が走り、口論に発展するなか、アウベスがなぜかボールを強奪。ボールを隠す素振りを見せて、同僚のネイマールにキッカー役を託す一幕があった。そしてネイマールが放ったシュートは相手GKの好セーブに阻まれ、ゴールとはならなかった。

 さらに同35分に迎えたPKのチャンスではカバーニがキッカーを務めたが、蹴る前にネイマールが近づきピッチ上に緊張が走る。そのプレッシャーからか、カバーニはこのシュートを失敗。試合は2本のオウンゴールによってPSGが2-0と勝利したものの、後味の悪いものとなってしまった。

 

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