アトレチコ、クラブ史上最高額でコスタ獲得へ 移籍金73億円+ボーナス13億円を準備

チェルシーで戦力外のスペイン代表FWコスタ 古巣が元エースに最高額投資か

 アトレチコ・マドリードはチェルシーで戦力外となっているスペイン代表FWジエゴ・コスタの獲得に向けて、クラブ史上最高額の移籍金5500万ユーロ(約73億円)プラス出来高ボーナス1000万ユーロ(約13億円)という最終オファーを準備しているという。スペイン紙「マルカ」が報じた。

 闘将アントニオ・コンテ監督の構想から外れたコスタ。最後に公式戦のピッチに立ったのはスペイン代表として出場した今年6月のロシア・ワールドカップ欧州予選のマケドニア戦で、すでに98日間(9月18日現在)もプレーから遠ざかっている。アトレチコへ移籍してもすぐに選手登録ができないため、来年1月まではプレー不可能。つまり少なくとも200日以上は公式戦を経験できないということになる。

 それでもアトレチコは、かつてのエースへクラブの歴史を大きく塗り替える移籍金額を投資しようとしている。これまでの最高額はコロンビア代表FWラダメル・ファルカオで、FCポルトから獲得した際の移籍金は4000万ユーロ(約53億円)プラスボーナス700万ユーロ(約9億3000万円)とされている。

 すでに今週中には決定するのではと噂されている取引だが、チェルシー側はこの条件をのむのだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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