ヘタフェの芝が原因? デンベレと柴崎の負傷は“バルサ対策”が影響か
バルサ選手らが芝の状態に怒り心頭
バルサには「芝は短くあらなければいけない」というモットーがある。ボールがピッチを走り、試合のダイナミズムを増す効果がある。ヘタフェはバルサ自慢のパス回しを封印するために、ボールのスピードを落とすべく芝を長く伸ばし、水も撒かなかったという。
「ウスマンは芝の重さから故障を引き起こしたと認識されるだけではない。ぺぺ・ボルダラス(ヘタフェ監督)もまた、足首の故障でガク・シバサキを途中交代させざるを得なくなった」
記事ではバルセロナのパス回しを封じる戦略はデンベレの故障のみならず、自チームの背番号10の身にも怪我を及ぼしたとしている。
バルサの選手は2-1で逆転勝利後も芝の状況に怒り心頭だったという。「このフィールドではプレーできなかった」とスペイン代表FWジェラール・デウロフェウが語れば、ドイツ代表GKマルク=アンドレ・テア・シュテーゲンも「あんな芝ではトラブルが起きるだけだ」と非難している。
デンベレのみならず、柴崎も負傷交代した一戦は、柴崎のゴラッソが生まれたものの、後味の悪さが残ってしまったようだ。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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