米2部最短10秒弾! スペイン紙は“日本人衝撃ボレー弾”に重ね「柴崎を連想させる」
米2部LAギャラクシーIIのFWズバックが強烈なボレーシュートを叩き込む
米2部に相当するユナイテッド・サッカー・リーグ(USL)で歴史に残るゴールが決まった。LAギャラクシーII(LAギャラクシーのリザーブチーム)は、現地時間16日にサクラメント・リパブリックFCと対戦。開始10秒でリーグ最多ゴールを叩き込み、スペイン紙「マルカ」は「そのゴールは柴崎を連想させる」と伝えた。
LAギャラクシーIIはキックオフ直後にすぐさま前線へとロングボールを送ると、19歳FWイーサン・ズバックが相手と競り合い、ペナルティーエリア前にこぼれたボールに素早く反応。大きく弾んだボールにタイミングを合わせて右足を振り抜くと、ドライブ回転のかかった強烈な一撃は相手GKの頭上を越えてゴール左隅に突き刺さった。
それまでリーグ最短ゴールは18秒だったが、ズバックはわずか10秒でゴールを陥れ、新記録を樹立。これには相手だけでなく、チームメートやLAギャラクシーIIのマイク・ミュノツ監督も驚愕の表情を浮かべた。USL公式ツイッターではゴール動画を公開し、「イーサン・ズバックはUSL史上最短のフィニッシュを記録した」と言及している。
試合はLAギャラクシーIIが幸先良く先制したが、サクラメントに1-2逆転負けを喫した。この試合で生まれたリーグ最短弾は、海を渡ったスペインで柴崎を引き合いにして伝えられている。