マンUの“アンリ二世”が見せた超絶ドリブル動画が話題 「DFを破壊」「クレイジーなプレー」

マルシアルがマッチアップ相手をひざまずかせる華麗な個人技を披露

 マンチェスター・ユナイテッドが17日に公式ツイッターを更新。21歳のフランス代表FWの超絶ドリブル動画が公開され、話題を呼んでいる。

 映像は10日に行われたプレミアリーグ第4節のストーク対ユナイテッド戦、お互いに2点を取り合って同点で迎えた後半44分のシーンだ。

 勝ち越し点を狙うユナイテッドは、左サイドのタッチライン際でボールを持ったフランス代表FWアンソニー・マルシアルが、ストークのセネガル代表FWマネ・ディウフに1対1を仕掛ける。相手に背を向けた状態から反転して左方向にドリブルを仕掛けると、すかさずボールをストップ。重心を低くしてなんとか堪えるディウフに対し、鋭い左右の切り返しで翻弄して両膝を地面に突かせ、置き去りにしてみせたのだ。その後サイドをえぐって上げたクロスは得点に結びつかず、試合は2-2で痛み分けとなったが、マルシアルの超絶ドリブルに敵地も大きく沸いた。

 ユナイテッドは公式ツイッターに、「アンソニー・マルシアルは先週のこの瞬間、乗っていた」との言葉とともに、「どのように相手を打ち負かしたのか。アンソニー・マルシアルの提供」という字幕付きで動画を投稿。わずか6秒間の映像に詰まったハイレベルな技術に、「美しいコントロールとスキルだ」「流麗な動きでストークのDFを破壊した」「マルシアルのスキルを見よ」「クレイジーなプレーだ」とファンから驚きの声が相次いだ。

 マルシアルは2015年にモナコからユナイテッドに完全移籍。そのプレースタイルがフランス代表の大先輩ティエリ・アンリ氏を彷彿させるとして、「アンリ二世」とも呼ばれて期待された。1年目の15-16シーズンは31試合11得点と結果を残したが、昨季はレギュラーの座を失い25試合4得点と伸び悩んだ。今季は4試合中3試合が途中出場ながら、開幕2試合連続でゴールを挙げるなど好調なスタートを切っており、この勢いを持続できるか注目が集まる。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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