パチューカ本田、後半途中からリーグ4戦連続出場も沈黙 チームもレオンに1-3で敗れ3連敗
前半3失点でリズム作れず 本田は後半32分から登場も見せ場訪れず
パチューカの日本代表FW本田圭佑は、現地時間16日に行われたリーガMX前期第9節の敵地レオン戦に後半32分から途中出場。リーグ戦4試合連続で出場機会を得たものの、見せ場を作ることができず、チームも1-3で敗れて3連敗となった。
本田は12日に行われたカップ戦、コパMXのシマロネス戦で左CKから決勝点をアシストし、2-1の勝利に貢献。リーグ戦2連敗中で11位に沈むパチューカが、9位レオンの本拠地に乗り込む一戦で、公式戦3試合連続のスタメン出場が期待されたが、ベンチスタートとなった。
試合は前半4分、レオンFWボセッリにいきなり先制ゴールを決められる苦しい立ち上がりに。パチューカはその後も不安定な戦いに終始し、攻守ともにリズムをつかめずにいると、同24分には右サイドを個人技で崩されてクロスを上げられると、ファーサイドのMFモンテスを完全にフリーにしてしまい、ダイビングヘッドを叩き込まれて0-2とされた。
さらに4分後には、レオンのMFアンドラーデにドリブルで中央突破を許すと、自陣であっさりと3人がかわされてゴールを決められ、0-3でハーフタイムを迎えた。
前半からピッチ脇でウォーミングアップを続けていた本田だが、後半開始からは声がかからず。そしてパチューカは後半7分、右CKからのゴール前の混戦で、FWサガルが押し込み1点を返した。
これでようやくボールを保持しチャンスを作り始めたパチューカ。敵陣に相手を押し込み圧力を強めていくが、なかなかゴール前で決定的な場面を作れない。
そして同32分、1-3の場面でサガルに代えて本田が出場。リーグ戦4試合連続の出場となった本田は、同37分には敵陣右サイドのFKでキッカーを務め、正確な左足のキックから決定的なヘディングシュートを導いたが決めきれず。その後もボールキープからチャンスを創出しようとするが、相手ゴールに迫れず試合は終了した。
これでパチューカはリーグ戦3連敗を喫し、9試合を終えて3勝6敗。リーグ下位に低迷している。
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フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
田口有史●写真 photo by Yukihito Taguchi