J1リーグ各地で流血ハプニング! 柏のブラジル人FWが頭から出血、韓国人DFに激怒

J1第26節の8試合中、3会場で選手が流血

 J1リーグ第26節が各地で行われたなか、複数の会場で選手の流血ハプニングが起きた。

 日産スタジアムの横浜F・マリノス対柏レイソル戦では、前半9分に横浜MF齋藤学の今季リーグ戦初ゴールを決めたなか、同18分に柏のブラジル人FWクリスティアーノと横浜FMの韓国人DFパク・ジョンスが球際で接触。頭部から流血したクリスティアーノは激怒し、パク・ジョンスに詰め寄るなど一触即発の事態となった。結局、ピッチの外で治療したクリスティアーノは、ユニフォームに血が付着したため、上下の着替えを余儀なくされている。後半43分に、そのクリスティアーノがFKを叩き込み、最終的に1-1ドローに終わった。

 デンカビッグスワンスタジアムのアルビレックス新潟対鹿島アントラーズ戦では、前半40分に新潟DF大武峻が相手と接触して頭から出血。また後半33分には、新潟DF富澤清太郎も接触で頭部を裂傷し、新潟側から二人の流血者となった。試合は新潟の2点リードで前半を折り返すも、後半に鹿島が怒涛の4ゴール。ブラジル人FWレアンドロがハットトリックを達成し、鹿島が4-2と逆転勝利を収めた。

 また味の素スタジアムのFC東京対ベガルタ仙台戦では、前半35分に仙台DF大岩一貴がFC東京のFW永井謙佑と競り合い、頭部から出血。大岩は包帯を巻き、再びプレーに戻る場面が起きている。試合は後半22分にDFチャン・ヒョンスが決め、安間貴義氏が新監督に就任したFC東京が1-0勝利。公式戦5連敗のトンネルから脱した。

 各地で8試合が行われたなか、3会場で流血ハプニングという珍しい出来事となった。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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