ブラジル人現役Jリーガー、母国での詐欺事件の被害者に 70人で総額1億5000万円

広島FWロペスが「詐欺被害者70人中の1人」とブラジル各メディアが報道

 現在サンフレッチェ広島に所属しているブラジル人FWアンデルソン・ロペスが、母国ブラジルでの大型詐欺事件の被害者となった模様だ。ブラジルの各メディアが伝えている。

「ガゼッタ・ド・ポーヴォ」紙は「2016年にアトレチコ・ミネイロに所属し、現在は日本のサンフレッチェ広島で活躍しているストライカー、アンデルソン・ロペスは『カイシャ・エコノミカル・フェデラル』の詐欺被害者70人中の1人だ」と記している。

 現地警察によると、複雑な体系化を計った詐欺グループで「カイシャ・エコノミカル・フェデラル」とはブラジル連邦貯蓄銀行という大手銀行である。主犯格には8月まで銀行員として働いていた人間もいるという。

 元銀行員らが顧客データベースを不正にアクセスし、偽造キャッシュカードを作成。そして紛失したとの理由付けをし、各住所に配達させたものの、そこで別の犯人グループが配達のタイミングを見計らい、キャッシュカードを受け取る際の証明書となる偽造文書を手渡し、キャッシュカードを手に入れたという。

 

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