柴崎は「高質なリンクマン」とスペイン紙評価 バルサと激突するヘタフェは「容易でない相手」
バルサ戦に挑む昇格組ヘタフェを地元紙が分析
日本代表MF柴崎岳の所属するヘタフェは16日、本拠地にバルセロナを迎える。UEFAチャンピオンズリーグ(CL)明けで選手の入れ替えが予想される強豪バルサと対峙する昇格組について、スペインメディアは「守備が整備され、簡単に破れない」と評価。そして、柴崎のあるクオリティーについても称賛している。
「バルベルデのバルサの流儀にとっては容易ならざる相手」と、この一戦を報じたのはスペイン紙「スポルト」だった。
今季2部から昇格後、1勝1分1敗と順調な船出を飾ったヘタフェについて、容易に倒せる相手ではないと分析。「ボルダラスのチームは、とても守備が強固で組織されている。いつでも容易に倒せるわけではない」と、チーム全体の守備力と、それを実現したホセ・ボルダラス監督の手腕を評価している。
ウルグアイの新鋭MFアランバリら新加入選手のなかで、背番号10も高い評価を手にしている。「日本人のガク・シバサキは高質な接着剤を注いでいる」と、同紙は柴崎の前線と中盤の間で見せるリンクマンとしてのクオリティーの高さを評価している。
ブラジル代表FWネイマールをパリ・サンジェルマンに引き抜かれてもなお、CLでイタリア王者ユベントスを3-0で撃破する強さを見せたバルセロナ。柴崎とヘタフェは、強豪相手にどんなプレーを見せることができるのだろうか。
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フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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